オーストラリアでワーホリ語学学校の選び方と後悔しない支払い方

Shunsuke Sawada

ワーキングホリデーに行く人の大半は、最初の数ヶ月は語学学校に通うと思います。中にはいきなり仕事見つけて仕事を通して英語覚えるぜって人もいるかもしれないけど、自分が知ってる限り、かなりの少数派。で、学校に行く予定の人が悩まされるのがどこに行くのか。
あたりまえだけど方法は2択しかない。

行きたい都市で絞り込む。

オーストラリアへワーホリにきてる人の多くは、都市で絞り込んでるんじゃないかなと思います。自分はNoosa Lexis English
という学校に通いましたが、Noosaのような小さな町では、語学学校の数は限られてるので、ほぼ「都市の選択 = 学校の選択」に。オーストラリアの中で都市をどうやって選ぶのかを言うのは難しいです。なにせ広いですから。。でも何となく自分はこんな感じで選んだよ、というポイントをあげていこうかと思います。

・ロケーション 50%
・気候 30%
・日本人の多さ 20%

%は判断基準の重要度です。

ロケーション・・・
自分の場合は東京圏に10年近く住んでいたこともあって、ビッグシティは候補から外しました。ナイトライフをがんがん楽しみたい方は都市部のほうがいいかもしれませんが、語学学校があるような町ならどこに行ってもたいていはクラブみたいなものがあると思います。あと自分はデザイナーとしての仕事も狙っていたので、カントリーサイドも避けました。

気候・・・
日本は湿度がべらぼうに高いから、それに比べるとましか同じかって感じなので、どこに行っても日本人が耐えられないってことはないですが、やっぱり過ごしやすいにこしたことはない。なるべくカラっとした気候のところを選びました、ということでQLD(クイーンズランド)にいます。ちなみにエアコンない部屋ばっかりです。

日本人の多さ・・・
今になって思うと、この重要度もっと上げてもいいかな。Noosaの町はそれほど日本人率高くないです。学校はタイミングによるので学校内の日本人比率は高いこともありますが(自分が通学した時は2人/15人くらい)、フェスティバルやバーなんかに行くとほとんどアジア人を見かけません。日本人がいると安心感が増しますが、いつも一緒にいるとやっぱり英語力伸びないですよね。。。

行きたい学校で絞り込む。

選択肢に入れといてなんですが、これは不可能に近いかと思います。ケンブリッジ検定等の目的がなければ。
授業内は自分とクラスメートと先生が全てだから、どこに行ったって自分次第。同じ学校内でも評判いい先生もいれば、もちろんそうじゃない場合だってあるからね。ここの学校に行ったら即英語が喋れる!なんて学校聞いたことがありません。教材の違いはありますが、英語喋れない人にとって教材ってあんまり関係ない、、と思ってます。だって喋れないんだから。。
でも1つポイントあるかも。レベル分けクラスが沢山ある学校。Advanced > Upper Intermediate > intermediate > Pre intermediate > Primary といった具合に英語力によってクラス分けされるので、レベル分けが沢山あればまったく授業についていけない!なんて心配がないかな。
日本で語学学校のパンプレットやウェブサイト見ても、なんとなく「あーこの学校かっこいいなー」とか「なんかパーティ沢山あって楽しそうだなー」くらいしか分からないです。そうゆうところは広報での見せ方がうまいですね。

Important!
語学学校は1ヶ月間だけ契約

オーストラリアで英語を学ぶための語学学校は、長期契約で授業料が安くなる割引制度があるところが多いです。金額表示は基本週単位で、$350/週という感じ。これが10週間以上の申込で$330/週とかになったり、学校によって割引率はさまざま。1ヶ月4週間だとして月々$80お得になるわけで3ヶ月通う気であれば$240の割引に!!とか思っちゃうんですが、個人的にはオススメしません。

英語学習のために3ヶ月以上語学学校に通うことは、もちろん英語力向上に貢献するかもしれなけど、日本人なら文法は結構知ってるし新しい単語を覚えったって、たいして喋れるようにはならない。。ってことを最初の1週間で思い知らされます。オーストラリア人と喋ってたって彼ら難しい単語なんて全然使わない。でもそれが聞き取れない。それが悔しい。文字に書き起こしたら大半の日本人は理解できる表現が、喋られると聞き取れないってことが問題で、それはもう、、慣れるしかない。。。

学校の価値は、沢山の人と一気に触れ合えることにあります。違う国の人たちと友達になったり、日本人同士で情報交換したり、アクティビティに参加して見知らぬ土地を探索したり。学校に行くことでその土地を知って慣れることができる。これが1番価値あることだと思います。そのために10万円くらいだったら払ってもいいかなと思える。でもそのまま3ヶ月続けて30万円以上使ってしまうのはどうなのかな。1ヶ月経ってそろそろ慣れたな、学校もちょっと飽きてきたな、と思って学校キャンセルしたくてもお金は返ってきません(T.T)
いろんな出会いがあると思うし、仕事ができるチャンスもあるかもしれない。いつでもどこでも行けるような柔軟さがワーホリをもっと楽しくさせると思ってます。ワーホリ最初の1ヶ月は語学学校に行って、ワーホリ終了間近で再びどこかの学校に入学ってのは大賛成です。ワーホリ最初の3ヶ月通うのとは全く違う体験ができること間違いなし。自分も機会があればそうしてみようかと思います。

と、いうことで、ちょっと高くなっちゃいますが、学校のお金は小刻みに支払いましょう。

Shunsuke Sawada